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リーンの翼
富野由悠季 / サンライズ 手ばなせない度 : ★★★★☆ 3話まで見ての感想。 とにかく展開が早い、というかノンストップというかスムーズというか。 キャラクターたちがウジウジ悩んだり逡巡したりする場面を作らず、そのセリフや行動でどんどん話を押し進めていく。展開を追うのに必死で30分があっという間。なんといっても全6話なので無駄を極力なくそうということなんだと思う。せわしないけど、このスピード感はクセになる。 といっても手を抜くことなく人間ドラマもつめこみつつ、見せ場であるオーラバトラーや異世界をたっぷりしっかり描いている。今作ではバイストン・ウェルのみならず地上世界の話も同時進行なので、両世界の差異が際立っているのも見逃せないポイント。 各キャラクターはもちろん魅力的だけど、特筆すべきはやっぱりオーラバトラー! 3Dで動きがものすごく昆虫っぽくなっていて、虫嫌いな人にはやばいくらい(羽根を振るわせ飛んだり跳ねたり、どうしても一番身近なムシを連想してしまう)。普通の人型兵器とは一線を画すものになっている。 富野作品でさすがだと思うのはロボットを単なる移動砲台にしないところ。せっかく手足がついてんだから白兵戦をやってナンボでしょ、やっぱり。炎の剣でのチャンバラとか空中戦が燃えること、燃えること! 早く続き見たい! by のぞみまつき |
by sironekonomiya
| 2006-06-15 09:05
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